2008年 06月 19日
2008年 04月 14日
彼の技は動画でしかわかりません。 伝統に縛られた産地でありながら、独自の技と美意識によってさまざまな作品を創り出しています。 この小さなお皿の模様を見てください。 筆で描いたのではありません。 色のついた土の水滴をお皿の縁に一点一点乗せておいて、 「とんっ!」とお皿の底を叩くと、 この水滴たちが一斉に皿の底に向かって流れ出します。 そして、 この模様が描かれます。 自然の原理です。 自然の技の美しさです。 でも、彼の崇高な技です。 #
by inboccalupo
| 2008-04-14 01:13
| Art・芸術
2008年 04月 13日
山陰地方で産出する来待石の釉薬はこの赤茶色の風景をつくりだします。 益田市の養護施設のこどもたちは、地元の石州瓦の技術を継承しています。 このまちの美術館のお店で売っているこのパーパーウエイトは、彼らが制作しています。 屋根、壁をこの色で包んだ家のかたちのペーパーウエイトをデザインしています。 日本海沿岸の風景です。 #
by inboccalupo
| 2008-04-13 00:30
| Architecture・建築
2008年 04月 05日
サルディニア島の山奥で刻み込まれる繊細な紋様があります。 昔から羊飼いたちのポケットに忍ばされていたナイフの柄にはこの紋様が刻みこまれています。 一本一本が魅力的です。 ナイフ職人たちはこの紋様を刻み込むために、 独自の刻印棒をつくります。 Bulinoと呼ばれる道具です。 職人たちの手油が染み込んだその人だけの道具です。 これは、昔Zintu Canale(1887-1976)が使用していたものです。 今は、若い職人Antonio Canalisが使用しています。 売り物にはならないけれど、最高に価値あるものです。 #
by inboccalupo
| 2008-04-05 00:31
2008年 04月 04日
日本海の海岸では、穴の空いた石ころをたまに見かけることがあります。 それは、石を食べる貝がいるからです。 彼らは石に寄生しています。 何年もかけて少しずつその中に入り込んでいきます。 石の上にも3年。 いや、石の中にも3年です。 #
by inboccalupo
| 2008-04-04 16:28
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